2010年12月17日
ランディングページ最適化(LPO)
ランディングページ最適化とは、広告や告知から誘導して最初に見せるページを、それぞれの目的に合わせてナビゲーションやリンク構造を最適化することです。
検索からサイトへ訪れたユーザーが、そのサイトに求めている情報があるかどうか判断するのにかかる時間はおよそ8秒と言われています。その間に、ユーザーのニーズに合った情報や、あるいはその情報につながるナビゲーションを示すことができなければ、せっかく訪れたユーザーもすぐにページから離脱してしまいます。
ランディングページ(ユーザーの入り口となるページ)をユーザーの検索意図などに応じて最適化することは、サイトのコンバージョン率アップにつながります。
例えば通販サイトの場合、ユーザーが具体的な商品名で検索しているにも関わらず入り口をトップページにしていたのでは、ユーザーは何度もクリックして商品詳細ページを探さなければなりません。もしかすると、その間に購買意欲が失せてしまう可能性だってあるわけです。それを直接商品詳細ページに誘導することによって、スムーズなコンバージョンが可能となるわけです。
サイトへのアクセス数を計るSEOやSEMを気にするクライアントは多いですが、最終的に重要なのは、そこからどれだけコンバージョンにつながるかです。
コンバージョン率を上げるためには、訪れたユーザーをスムーズにコンバージョンまで結びつけるようなサイト内動線を構築し、ニーズにマッチした情報を提供することが必要であり、それを適切に施すのがランディングページ最適化です。